静座観心(じょうざかんじん)
先日、さる住職のお話を聞く機会があり、その説教の中に「静座観心(じょうざかんじん)」という言葉がでてきました。字のごとく心静かにして、自分の心と向き合えとうことだと思いますが、会社を法人格つまり人としてその心に静かに向き合うということはどういうことだろうかと考えてみました。
仕事は今のままで良いのか今の仕事のやり方で良いのか会社は今のままで良いのかこの時、心して欲しいのは、過去何度も言っているようにけして自己評価を高くせず、あるいは性悪説的に自分を見る視点をかえてみることが必要です。それも肯定的に。全ての事象は「成功と学習」しかありません。「失敗」とういものはないと思うこと。
エジソンは電球を作るときに、500もの実験失敗例があるそうですが、人に聞かれて「私は一度も失敗というものをしたことがない。500もの電球にあわない物質を発見した」と言ったそうです。これは視点の問題です。
視点の持ち方でものごとは劇的に変わります。「コップ半分の水」を「まだ半分ある」と見るのか「もう半分しかない」と見るのかということです。事実はコップ半分の水だけど視点、あるいは意識も持ち方によって行動は変わります。91年でしたか大型の台風で東北地方が壊滅的な被害をうけました。
リンゴの樹も被害を受け、約9割が落ちたといいます。9割も落ちたということを嘆くより、残った1割のリンゴに目を付けた人がいました。「落ちないリンゴ」とネーミングし受験生に大ウケし、1ヶ「1000円」にもかかわらず飛ぶように売れたと言います。視点の持ち方で一瞬にして世界を変えます。
・あるいは意地悪に自己を評価する視点をも持つ。
・プラスに肯定する。
するとそれに共鳴する未来がやってくると信じています。
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