ビジネスとは
陣を張るということ
ビジネスは、得てして戦争にたとえられます。私たちも小さな組織ではあるが、営業はまさにその最前線にいるわけで。その営業もチーム制で動いているならば思うことがあります。
チームには、必ず序列があるのです。あえてランキングとは言わないが・・そのチームの中の序列を意識しない風潮には、ある種の危機感を感じています。
「序列」と「マナー」この二つがないと「陣」を張れないじゃないかと思うのです。
仕事を介在したお付き合いというものは、味方であろうともその衣の下に鎧をつけています。
また付けていない方がおかしい。お付き合い、つまり取引先の方でもその鎧を脱ぐことは、余程の年月と仕事を重ねないと脱げる関係にはなり得ないでしょう。だから社内でも、対外的な方でも必ずビジネスが介在している。ここを意識して欲しい。
だったらその情報は、経営トップにまで何らかの形で共有化しておかないといけないのではないでしょうか。情報とは、相手の戦力がつまり大砲が何門、戦艦が何隻という相手の数字的な情報ではなく、戦意があるのかどうかを知ることにその情報の語源があると聞いたことがあります。
つまり「情」を「報」(し)ということです。
取引先の親しい人でも、その間に私どもの「この会社」が介在していることを意識しなければならないと思うのです。チーム内(会社)のリーダーへの畏敬、マナー、(それは単純に挨拶であることもある)そして情報の共有化。共有化とは、情報の蓄積と整理と検索です。つまり「陣」を張るとはそういうことだと思います。
< 前へ 次へ >
カテゴリ一覧へ